小ネタ 其の四 バレンタイン


2月14日。フラガ家のキッチンは大忙し。

「はい、マリアこれにチョコつけて〜」
マリューは真っ赤なイチゴを小さな串に刺し、娘に手渡す。

娘は"はぁ〜い"といいながら、そのイチゴを
ボールに湯煎で溶いてあったチョコにちょこっとひたす。

「あっ、じょうずじょうず〜」
出来あがったチョコをクッキングペーパーの上に並べる。

「はい、もう一個〜」
「はぁ〜い!!」
こんな調子で愛しき旦那様と愛するパパへのチョコを作る。

「は〜い!!マリア〜」

"あむ…"
娘は真っ赤なイチゴを満面の笑みでほおばていた。

「あっ…」
ついにおいしそうなイチゴの誘惑に勝てなくなったらしい。

ただでさえ容姿が旦那様にそっくりなのに、
このイチゴをほおばる無邪気な笑顔に目が細くなる。

ああ、もう、なんてしあわせなのかしら…。



イチゴとチョコ。
イチゴは甘みの強いものでチョコはカカオ含有率が高いと
イチゴの甘みが引き立ちます。

なんて薀蓄はさておき、
TOPページバレンタインほのえろでも
作ろうかと思いましたが、気がついたら、
母娘で手作りチョコ作ってて、
娘が食べちゃう姿が浮かんできました。(娘2,3歳くらい)

しかし、パパが帰ってきて、母と娘でチョコを手渡すと
何かムウさんがじんわり感動して、結局みんなで食べる。
娘の"ちょこ、おいしいね〜"ってパパの顔見ながら
満面の笑みで微笑まれると、夫妻もめろめろ。

そんな情景を想像して頂ければ幸いです。

まぁ、夜はきっと大変でしょうが…(マリュさんがネ)