小ネタ 其の壱


「ムウ…!? ムウってばどこへ行っちゃったの〜」
彼女は部屋をぱたぱたと探し回る。

しばらく、リビングで呆然としていると、
奥の部屋から、何やら物音が響く。

その物音に気付き、ソファーから立ち上がり、
音の方向に向かっていると、

"イテッ!"

と、散々探していた人の声がした。

そっと、扉を開けると、
ムウが体育座りで座っていた。

「……。」
「よっ… みつかっちった。」

彼女は、彼の体育座りの視線にあわせて座り込むと、
彼は、照れくさそうに、ぽつりとつぶやいた。

「さっきは、ごめんな…。」

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とある、場所での1/1ムウフィギュアからの妄想。
183cmのフィギュアなんて、体育座りさせるしか…
と言ってしまった瞬間降って来やがりました。

で、うまれたこどもも同じ事するんですよ。
ままやぱぱに怒られたりすると、
納戸とかクローゼットとかにちっちゃくなってる。

しばらく待ってから、
"もう怒ってないわよ"って子供を捜しにいく。
そして、家族みんなでお茶を飲んだりして、
こどもたちもあたたかい家庭を再認識する…。

っていうか、コレじゃ背景すらもわからねぇ…